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南部方面軍 (イスラエル国防軍) : ウィキペディア日本語版 | 南部軍 (イスラエル国防軍) 南部軍(Southern Command、פיקוד דרום、Pikud Darom、パダム)は、イスラエル国防軍の方面軍の一つで、エジプトと国境を接するシナイ半島方面、ガザ地区周辺、ネゲヴ砂漠、エイラートなどイスラエル南部の防衛を担当する方面軍である。 == 歴史 == 南部軍は1948~49年の第一次中東戦争(独立戦争)以来、1956~57年の第二次中東戦争(スエズ動乱)、1967年の第三次中東戦争(六日戦争)、その後の消耗戦争、そして1973年の第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争)において、シナイ半島周辺でエジプト軍と繰り返し対峙、交戦を繰り返してきた。 第四次中東戦争後、1979年にエジプト・イスラエル平和条約が結ばれた後、南部軍の主な任務はガザ地区およびその周辺での治安維持活動となった。 2005年に実施されたガザ地区等からの入植者撤退作戦においては、南部軍がガザ地区からの撤退の支援・監視を行った。
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